――この回はIFルートなので本編の進行とは無関係です。また、性的表現が含まれます。描写は極力控えめにしていますが、見たくない方は次のページへ進んで下さい。――

俺たちは無法者の親玉ゴリアテと戦うも、奴の圧倒的な力を前に敗れてしまった。
「これで分かっただろう? 俺様が本気出せば軍人数人ごとき敵じゃねぇんだよ!」
ゴリアテは大剣を地面に突き刺し、勝ち誇ったポーズを取る。今の俺たちにはもはや抵抗する力も残っていない。
「ここであっさり終わらせるのもつまらんな。少しだけ遊んでやろう。……野郎ども、集まれ!!」
ゴリアテが大声で叫ぶと、大勢の無法者どもが寄ってきた。
「さすがボス! 荒野を荒らす軍人どもを俺らの代わりにボコってくれて感謝ッス!」
「クックック……どんなお楽しみが待っているんだろうなぁ~?」
無法者どもは倒れた俺たちの姿を見て歓喜の声をあげる。
「野郎ども! ヤりまくれぇぇぇぇ! 俺たちをコケにしてきたこいつらをなぁぁぁぁ!」
「ヒャッホーイ!!」
ゴリアテの指示で大勢の無法者どもが歓喜を上げながら俺たちを取り囲む。
「今度はてめーらが調教される番だぜ!」
「俺らの縄張りを荒らした落とし前、きっちりつけてもらうからなぁ~?」
俺たちは無法者どもに押さえつけられ、無理やり全身の服を脱がされた。
「調教師の俺が調教されるとかウッソだろお前!」
「ざけんじゃねーよオイ! 誰が服脱がしていいっつったオイゴルルァ! え!?」
「こんなの嫌だぁぁぁぁぁ!!」
俺、レイさん、ハイド伍長は怒りと悲しみに満ちた叫び声を上げながら、無法者どもに弄ばれるのであった……。
一方、エーリッヒ大佐は……。
「……やめろっ! 汚らわしい手で私に触れるな!」
「こいつ、まだ自分の立場が分かってねーみてぇだな」
エーリッヒ大佐の背後にいる無法者が、エーリッヒ大佐の長い銀髪を乱暴につかみ、思いきり引っ張る。
「ぐっ! 私たちはここで敗れてしまったが、お前たちにはいずれハンニバル中将の裁きが下される……! 今に見ているが良い……!」
「ヒャーッハッハ! 他に軍人1人来たところでボスに勝てるわけねーだろ!」
「こいつ、おもしれー男!」
「もっと遊んでやろうぜ! オラァ!」
無法者どもが寄ってたかってエーリッヒ大佐に殴る蹴るの暴行を加える。
エーリッヒ大佐は抵抗する力も残っておらず、地面に伏し、ただ耐えることしかできなかった。
すると、無法者の1人がエーリッヒ大佐の後頭部を強く踏みつけ、彼の顔面を地面に押し付けた。
「ぐっ!」
「ほら、まだ助けは来ねぇみてーだな」
「こいつ、よく見ると他の3人と比べてだいぶ上玉だな。こりゃ犯し甲斐があるぜ~」
「んじゃ、俺らでヤッちゃいましょう!」
「オラ、立てよ!」
無法者どもはエーリッヒ大佐の両手首をロープで縛り、その場に立たせる。
「名前くらいは聞いてやるぜ。てめーの名前は?」
「……エーリッヒ・シュタイナー大佐だ」
「大佐かぁ~。てめー、やけに育ちがよさそうだな。金持ちのボンボンか?」
「私は貴族の出だが、軍人になるための勉強と努力は惜しまなかった。そんな言い方で私を呼ぶな」
エーリッヒ大佐は少年時代、とある事件に巻き込まれた。その際に若き日のマティアス司令官とハンニバル中将に救出されたことがきっかけで軍人を目指すようになったのだ。
「へぇ~。なら今からてめーの貴族としての尊厳をぐちゃぐちゃにしてやるよ」
「こいつを犯しまくって、俺ら無法者の汁で染めちまおうぜ!」
「そうだそうだ!」
「そいつはおもしれぇ!」
無法者どもがエーリッヒ大佐の服を無理やり脱がせる。
エーリッヒ大佐は軍人たちの中では比較的細身だが、それでも軍人らしく鍛えられた筋肉を持っていた。
「み、見るな! さわるな!」
「嫌がってる顔もたまんねぇな! じゃあじっくり見てやるよ!」
「んじゃ、乳首いくぜぇ~」
無法者どもがエーリッヒ大佐の身体に手を伸ばし、さわり始める。
「どうだ? 俺ら無法者に弄られる気分は?」
「答える義理など無い」
エーリッヒ大佐は侮蔑の表情で返事をする。
「ふーん。じゃ、次はこいつをブチ込むぜ!」
背後の無法者が何かをエーリッヒ大佐に押し付ける。
「そんな汚らわしいものを私にくっつけるな! い、今にハンニバル中将が来てお前たちを血祭りにあげるはずだ!」
「こいつ、まだ助けが来るって信じてやがるぜ! ヒャーッハッハ!」
「じゃ、そいつが来る前に急いでヤっちまうか。下準備はもちろんナシだぜ! ヒャーハッハッハ!」
周りの無法者どもが「いれろ」「ブチこめ」と大声で煽っている。
(こ、こんなものを入れるとは正気か……!?)
エーリッヒ大佐は嫌悪感と同時に恐怖を感じていた。彼は未経験だ。愛する人ではなく、よりによって粗暴な敵に”そんなこと”をされる恐怖は想像を絶するものだろう。
「嫌がってる姿、最高だぜ~」
「一気に奥までブチ込むぜオラァ!」
背後の無法者はほぐしもせず、一気にぶち込む。エーリッヒ大佐の身体には激痛が駆け巡った。
エーリッヒ大佐は無法者どもを喜ばせまいと、必死に声を出すことをこらえる。
「ヒャーハッハ! 無法者の〇〇〇気持ちよすぎだろってかぁ~?」
「ふ、ふざけるな! 誰か貴様のような汚らわしい奴に! い、痛い!」
「これから数十の無法者に犯されるんだから覚悟しとけよ~」
エーリッヒ大佐を取り囲んでいた無法者どもは一斉に接近。無法者どもはエーリッヒ大佐の全身をさわり始める。
「や、やめろ! ゆ、許さない!」
「ヒャーハッハ! 最高のオモチャだぜ!」
エーリッヒ大佐は目に涙を浮かべながら叫ぶ。しかし、それは無法者どもを更に喜ばせるだけだった。
「お、俺もうイッちまいそう! 今、注いでやるから見とけよ見とけよ~」
「ぐっ! そ、それだけは……やめろぉぉぉぉ!!」
エーリッヒ大佐に無法者のアレが無慈悲に注ぎ込まれた。
「おー! すげぇ! 俺らもぶっかけてやろうぜ!」
「てめーの貴族と軍人の高貴さを、俺ら無法者の汚い汁で上書きしてやるぜぇ~! おうりゃあぁぁぁ!」
「お、俺もイクぞっ! 出すぞっ! うおおおおおおお!!」
そして、無法者どもの汚い汁でドロドロに汚されるエーリッヒ大佐。
無法者どもに弄ばれ、絶望に満ちた俺たちは裸のまま放置され、ただただ虚無のまま固まっていたのであった……。
――GAME OVER――